スーツを着た男性の胸元に目をやると、
ドーナッツのようなバッジを付けていることに気付いたことがありますでしょうか?
「私は自社製品を環境保全活動に役立てています」と答えた男性はSDGsと呼ばれる未来の地球に向けた活動に取り組んでいる方でした。
テレビやネットでも「SDGs」という言葉をよく聞きますよね。
この活動は2015年の国連サミットで採択され、貧困国の救済や環境問題の改善とする17の目標が掲げられました。
そば居酒屋るちんではこの活動に協賛し、アカモクとよばれる食材に着目しました。
ひじきや昆布の仲間であるアカモクは、ねばねばシャキシャキとした食感が特徴で栄養も豊富です。
しかし、成熟したアカモクは海面を漂うようになり、網やスクリューに絡みつくことで漁師の間では邪魔者扱いをされていたそうです。
そんなアカモクを再利用できないかと考え、そば粉に練り込んでみました。
すると、程よく香る磯の香りが喉越しの良い蕎麦に加わり、他では味わえない変わり蕎麦が完成しました。
さらにアカモクのネバネバ成分であるフコイダンは、免疫機能の改善や抗がん作用に効果があるとされています。
ねばシャキのアカモクとろろトッピングもございます。
栄養豊富な博多湾で取れた新鮮な玄界灘産のアカモクをぜひ一度ご賞味くださいませ。
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「グルテンフリー」
日頃よく行くパン屋さんでグルテンフリーの米粉パンが並んでいました。
グルテンとは小麦に含まれる2種類のタンパク質を混ぜ合わせると生成される成分で、モチモチ食感を生み出します。
日本人が大好きな食感ですね!
蕎麦職人の世界でも5割蕎麦などは小麦を「つなぎ」として使用し、打ちやすさと食感を出します。
しかし、このグルテンという成分が人によってはアレルギーを引き起こす食品として問題に挙げられました。
近年ではグルテンフリー食品として、小麦不使用でもモチモチ食感を作り出す食品の研究がされています。
RUTIN CRAFTでもは、グルテンフリー蕎麦の開発に取り組んでおります。
十割そばはもちろん、つなぎの小麦に代わって米粉とアカモクを使用した変わり蕎麦もご提供致しますので、ご安心してお召し上がりください。